このページの所要時間: 約 1分12秒
大村知事の愛知県は、外国人の地方参政権や二重国籍などの容認を提言している者らと協力し、人権週間において2024年度人権啓発ポスターを制作したことが明らかになった。
愛知県によると、国連は12月10日を「人権デー」としており、国内では毎年12月4日から12月10日までの1週間を「人権週間」として、全国的な啓発活動が行われるとしている。
そのため、愛知県では、人権週間をきっかけに、広く県民に人権に対する気付きや、理解を深めてもらうよう、人権啓発ポスターを制作した。
作成したポスターは、「みんなちがっていい。80億の人権ピース。」をテーマに、メインポスターを始め、「愛知県人権尊重の社会づくり条例」において規定されている4種類の個別課題を取り上げ、人権に対する理解を深めるきっかけやヒントとなるような内容としている。個別課題ポスターは、『インターネットと人権』『外国人の人権』『部落差別』『性的少数者の人権』の4種類となる。制作枚数は、メインポスターが3,000枚となる。個別課題ポスターは各10枚となる。
『外国人の人権』は、【「心の壁」を越えられたら、「国籍の壁」も越えられる】としている。この『外国人の人権』に関しては、名城大学法学部の教授が寄稿している。この教授は、外国人への差別禁止法、自由権規約などの個人通報制度、外国人の地方参政権、複数国籍の容認などを提言していた者となる。