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国土交通省の外局である観光庁は、「第10回日中韓観光大臣会合」を9月10日から11日にかけて、ホテルオークラ神戸にて開催した。
出席した者は、日本からは斉藤国土交通大臣、秡川観光庁長官、観光業界関係者など、韓国からは柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官、観光業界関係者など、中国からは張政(チョウ・セイ)文化・旅游部副部長、観光業界関係者などとなる。
会合では、ポスト・パンデミックにおける三国の観光の迅速な回復及びさらなる発展を目指すことを確認し、三国間の連携・協力体制の確認・強化をはじめ、「未来に向けた持続可能な観光の推進」や「様々な地方への誘客促進等を通じた観光交流の多様化・高質化」を中心とした、観光に関わるさまざまな分野における三国間の協力や取組の推進などについて議論を交わし、共同宣言文に署名した。また、来年の大臣会合は中国で開催することについても合意した。
なお、韓国との二国間会談では、未来世代を含めた日韓間の観光交流の更なる促進や、地方誘客の促進などについて意見交換を実施した。
中国との二国間会談では、日中間の観光交流の早期回復・拡大や、地方誘客の促進などについて意見交換を実施した。