川勝知事は簡易日本語を日本人にも普及へ、思考力低下も

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画像:静岡県のHPより
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川勝知事の静岡県は、『外国人にも!高齢者にも!障害者にも!福祉のための「やさしい日本語」講座』を2月9日にオンライン形式にて開催することを発表した。

静岡県では、言葉の壁のない静岡県をめざし、外国人県民の日本語教育との両輪で、日本人県民への「やさしい日本語」普及に取り組んでいる。静岡県によると、「やさしい日本語」とは、難しい言葉を簡単な言葉に言い換えるなど、相手に配慮した分かりやすい日本語のことであり、外国人だけでなく、障害者、高齢者、子どもを含む多様な人々にやさしいコミュニケーションツールであり、福祉分野においても有効なコミュニケーションと言われているとしている。

今回の講座の対象となる者は、県・市町社会福祉協議会担当者、行政関係者、認知症サポーター、成年後見制度担当者、包括支援センター職員、ボランティア団体担当者、民生委員、外国人支援団体、やさしい日本語に興味のある一般県民などとなる。

予定しているプログラムは、【導入】静岡県の「やさしい日本語の取組」、【講義】やさしい日本語の基礎、福祉分野を含む東京都の取組(講師:東京都 生活文化スポーツ局 都民生活部 地域活動推進課 統括課長代理)、【静岡県×東京都 インタビュー・トーク】やさしい日本語と福祉、となる。

なお、日本の有識者や文化庁の文化審議会答申などにおいては、簡易な言葉を使用すると情緒力や論理的思考力が低下する恐れがあり、深く思考するためには豊かな語彙が不可欠であるなどと指摘されている。

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