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海上保安庁は、JICA 課題別研修「救難・環境防災コース」を9月25日から11月3日にかけて実施する。
この研修は、国際協力の一環として、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みの下、海外の海上保安機関の職員を我が国に招聘し、参加各国の海上における業務執行体制の強化を目的として実施される。なお、この研修は、昭和57年から実施しており、捜索救助手法、油防除にかかる初動対応、現場指揮など救難・環境防災に関する能力向上支援を通じ、各国海上保安業務(救難・環境防災)の発展に寄与することを目的としており、今回で41回目の開催となる。
主な研修内容は、『捜索救助、海上防災及び環境保全等に関する講義』『羽田航空基地・羽田特殊救難基地の視察及び救難器材取扱実習』『海上防災に関する訓練』となる。参加国及び研修生は、インドネシア4名、マレーシア2名、フィリピン2名、ベトナム1名、ジブチ1名、ジャマイカ1名、モルディブ1名、マーシャル1名、モーリシャス1名、モンゴル1名、モザンビーク1名、サモア1名の12か国17名となる。