日本の輸入原油9割通過のマラッカ・シンガポール海峡の電子海図更新

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日本の国土交通省は、ASEAN水路測量ワークショップを9月13日にインドネシア・ジャカルタの「シャングリ・ラ ホテル」で開催したことを発表した。

平成17年以降、日本の協力によって作成が進められてきたマラッカ・シンガポール海峡の電子海図が今年の7月に新たに更新・刊行されたことを受け、インドネシア・ジャカルタにおいて、ASEAN水路測量ワークショップが開催されることとなった。

出席した者は、日本からは国土交通省海事局の次長、ASEAN日本政府代表部の大使、公益財団法人マラッカ海峡協議会の理事長となる。インドネシアからはノフィー運輸省次官、アントニー運輸省海運総局局長代理となる。マレーシアからはアルムガン海事局次長となる。シンガポールからはセガール海事港湾庁副長官などとなる。

国交省では、マラッカ・シンガポール海峡は、日本の輸入原油の9割が通過する最も重要なシーレーンの一つである一方、浅瀬等が点在する狭い海峡に多数の船舶が通航する海上交通の難所であるため、新たに精密な電子海図が更新・刊行されたことにより、船舶航行の安全性と海上貿易の安定性が向上することが期待されるとしている。

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