国民みんなの眠った預金で外国ルーツ青少年を支援、2.84億円を

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日本国際交流センター(JCIE)は、休眠預金等活用事業として「外国ルーツ青少年の自立をささえる進路・キャリア支援事業」を開始する。

JCIEの見解によると、1980年代後半以降、ニューカマーと呼ばれるアジア系外国人や日系南米人の来日が急増し、日本で教育を受ける外国にルーツをもつ子どもも急増し、1990年代以降に来日したニューカマーの子どもが高校・大学に進学する年齢に到達しているが、「日本人生徒」と「外国ルーツ生徒」との格差は義務教育後に拡大しているとしている。

そのため、こうした背景から、JCIEは「外国ルーツ青少年の自立をささえる進路・キャリア支援事業」を実施することとなった。この事業では、社会の担い手としてその活躍が期待される存在でありながらも、将来を具体的に設計するために必要な情報、知識を得る機会が十分に得られていない外国ルーツ青少年とその保護者に対して、進路・キャリア選択のための複合的な支援、サービスの提供に取り組む民間公益活動団体に対して、3年間の助成を行う。

なお、一般財団法人日本民間公益活動連携機構の発表によると、この事業には2.84億円を助成する予定としている。

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