京都府は赤い羽根募金で外国に繋がる子供の学び支援、国籍だけで定義できないと

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京都府で、外国につながりをもつ子どもの学びを支える研修会が9月30日に開催される。

公益財団法人の京都府国際センターによると、【外国につながりをもつ子ども】とは、両親または父母の一方が外国籍の子ども、日本人と再婚した親の連れ子として母国から来日している子どもなど、外国に何らかのルーツをもつ子どものこととしている。また、日本国籍をもつ子どもでも、日本語能力や文化背景などが多様化しており、国籍だけで定義することができないことから「外国にルーツをもつ子ども」「多文化な背景をもつ子ども」「ミックスルーツの子ども」等の表現も使われているとしている。

今回は、京都府国際センターが主催する、外国につながりをもつ子どもの学びを支える研修会が開催されることとなった。対象となるのは、就学前の外国につながりをもつ子どもと関わりのある者、 関心のある者(保育士、幼稚園教員、保護者、学習支援教室の支援者、日本語ボランティアなど)30名となる。参加費は、無料となる。

予定しているプログラムでは、『就学前の外国につながりをもつ子どもとその保護者への支援』として、「就学前の子どもや保護者の直面する課題」「子ども・保護者を取り巻いている環境」「とよなか国際交流協会の取り組み (多文化保育、おやこでにほんご)」を、公益財団法人とよなか国際交流協会が説明する。『「多様な言語・文化の背景をもつ家族とのよりよいコミュニケーションのための 「保育・幼児教育施設へのヒアリング報告」』として、「やさしい日本語」を広める会代表が説明する。

なお、外国につながりをもつ居場所づくり支援事業は、清水育英会×中央共同募金会(赤い羽根共同募金)による「経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成」により実施されている。

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