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小池百合子氏が知事を務める東京都は、脱炭素社会の実現、サステナブル・リカバリーの推進に向けて、英国・韓国・中国などのGX関連外国企業が東京に進出することを支援するため、進出する海外企業に最大5,000万円の補助金を交付する事業を実施する。
東京都では、外国企業を誘致し、都内企業との協業によるイノベーションの創出、マーケット拡大等を通じてGX(グリーントランスフォーメーション)を加速するため、東京都では、GX関連分野で高い技術力を有する外国企業のアジアヘッドクォーター特区内への進出を重点的・集中的に支援する「GX関連外国企業進出支援事業」を実施することとなった。
対象となるのは、GX関連分野で高い技術力を有し、令和5年度に新たにアジアヘッドクォーター特区内に拠点を設立の上、事業を開始する外国企業となる。予定しているスケジュールは、7月14日に応募受付終了、9月に支援対象企業選定(有識者による審査を経て最大5社選定)となる。
補助金額は、選定企業となった年度から、予算の範囲内において、最大4か年間補助される。1か年度目は、補助対象経費の10分の10以内、最大5,000万円となる。2か年度目は、補助対象経費の3分の2以内、最大3,400万円となる。3か年度目は、補助対象経費の2分の1以内、最大2,500万円となる。4か年度目は、補助対象経費の3分の1以内、最大1,600万円となる。
なお、東京都では、GX関連企業に加えて、グリーン分野や先進的な技術を有する外国企業の誘致を促進するための取組を推進しており、この事業では英国、韓国、中国・香港、オーストラリア、シンガポールなどの海外企業に補助金を交付している。