福岡・山口・佐賀・長崎県が韓国と水産交流事業

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第29回日韓海峡沿岸水産関係交流会議が10月20日に開催される。

日本の福岡県、山口県、佐賀県、長崎県の西日本4県と、韓国の慶けい尚しょう南道なんどう、釜山広域市、全羅ぜんら南道なんどう、済州特別自治道の韓国南岸1市3道では、平成5年度から、両地域間の相互理解と友好交流を深めるため、日韓海峡沿岸水産関係交流事業を実施している。今回は、この事業の一環として、両地域の水産行政関係者による交流会議が山口県下関市で開催されることとなった。

会議の内容は水産行政にかかる共通課題等についての意見交換、協議『魚類種苗共同放流事業』『漁業者親睦交流事業』『海洋水産情報交換』『共同研究課題』を行う。

また、当日は日韓海峡における水産資源の維持・増大を図るため、山口県下関市地先において、出席者によるトラフグ種苗の共同放流を行う。共同放流を行う場所は、下関市の南風泊漁港となり、出席する者は、日韓両国県市道水産関係部局長及び担当課長などとなる。放流尾数は、トラフグ種苗2,000尾(当日放流尾数400尾、9月放流済尾数1,600尾)となる。放流方法は、南風泊漁港岸壁から日韓両国関係者が放流する。

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