静岡県が日本・中国・韓国の合意で東アジア文化都市、知事は多民族共生を目指す

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静岡県のスポーツ・文化観光部 文化局文化政策課と文化庁文化経済・国際課グローバル展開推進室は、日本・中国・韓国の文化大臣会合での合意に基づき日中韓3か国において文化芸術による発展を目指す都市を選定する2023年「東アジア文化都市」の国内都市に、静岡県が選定されたことを発表した。

「東アジア文化都市」は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日中韓3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものとなる。これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指している。また、当該都市がその文化的特徴をいかして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としている。

2023年「東アジア文化都市」の国内都市に選ばれた静岡県の説明は、世界文化遺産の富士山や駿河湾などに代表される豊かで美しい自然、お茶やいちご、わさびなどの多彩な食材に恵まれ、国内外から非常に人気の高い県であるとしている。この静岡県では、県立劇団SPACの演劇や国際オペラコンクール、音楽、伝統芸能、住民主体のアートプロジェクト、食文化などの、多彩な文化芸術事業を展開する予定である。

なお、静岡県の川勝平太知事は、メディアなどのインタビューの際に、50年後の静岡県像は、性別・宗教・国籍に関係なく多文化共生・多民族共生の社会にしなければならないとの見解を示している。

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