静岡県の川勝知事は日中友好の学生団体に期待、電通等が助成

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静岡県の知事直轄組織である地域外交局地域外交課は、日中学生の相互理解を深める学生グループ「日中学生会議」が静岡県を訪問し、8月18日に川勝知事表敬を行ったことを明らかにした。

「日中学生会議」は、1986年に実行委員会が発足し、今年で41回目を迎える。例年では8月に3週間の合宿を実施しており、今回はその活動の一環として日本在住の日本人・中国人学生が日中の地域間交流を実践する静岡県を訪問することとなったため、表敬訪問が実施されることとなった。

訪問した者は、日中学生会議の日本人・中国人の学生(大学院生3名、大学生16名、高校生2名)の合計21名となる。実行委員の委員長は上海復旦大学経営学部3年生、渉外は慶応義塾大学法学部4年生などとなる。訪問者を受け入れた者は、静岡県知事の川勝平太氏、静岡県地域外交担当部長、静岡県教育部長、日中青年代表交流の経験者5名となる。

川勝知事からは、「静岡県は、2010年に6,000人超が上海・浙江省を訪問した3776友好訪中事業、2014年から両県省で開催した友好交流卓球大会など、日中間の地域間交流のモデルとなる事業を行ってきた。日中間の交流は難しい時期を迎えているが、両国関係は、個人の信頼関係の延長であるため、日中学生会議の今後の活動に期待している」との旨の発言が行われた。

なお、「日中学生会議」の第41回開催における後援は外務省、文部科学省、中華人民共和国駐日本国大使館教育処、(公社)日本中国友好協会となり、助成は(公財)電通育英会、(公財)東華教育文化交流財団、(一財)MRAハウス、(公財)双日国際交流財団、(公財)三菱UFJ国際財団となる。この団体によると、【日中友好】とは、ひとりひとりが積極的に「中国」を感じに行き、人と人との交流が活発なことであり、国際社会で両国が協力し合うことだとしている。

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