文科省は外国人留学生の国内企業就職を促進、外国人留学生奨励費の優先配分へ

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日本の文部科学省は、外国人留学生の国内企業等への就職を一層促進することを目的として『留学生就職促進教育プログラム認定制度』の公募を開始した。

『留学生就職促進教育プログラム認定制度』は、外国人留学生に対する「日本語教育」、「キャリア教育(日本企業論等)」、「インターンシップ」を一体として提供する質の高い教育プログラム「留学生就職促進教育プログラム」を文部科学省が認定し、当該プログラム修了者が就職活動において各大学が発行する修了証明書を提示することにより、外国人留学生の国内企業等への就職を一層促進することを目的として実施されるものとなる。

本制度による教育プログラムとして認定する要件などは、【申請機関】【教育プログラム】【修了証明書の発行】【目標設定】が定められている。

【申請機関】は、外国人留学生が在籍する国公私立大学、短期大学となる。

【教育プログラム】は、日本国内での就職を希望する外国人留学生を対象として、「日本語教育」、「キャリア教育(日本企業論等)」、「インターンシップ」を一体として履修する教育プログラムであり、「教育プログラム」は一部の科目の履修に止まらず、定められた教育内容を体系的に履修できるものとする必要がある。また、科目内容に応じて、正規課程として単位認定することが望ましいとしている。

【目標設定】は、修了率は申請するプログラムの履修者のうち修了者の割合が8割を超え、
就職率は各年度における外国人留学生の卒業・修了者のうち,我が国で就職を希望する者が当該年度末までに国内企業等の就職・内定を得た割合が5割を超えることとなる。

今回の認定によって、教育プログラムの実施に係る財政支援は予定されていないが、教育プログラムの履修者に対して、当面の間、予算の範囲内で留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費)の優先配分の対象とすることとしています。

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