群馬県では、さらなる多文化共生・共創社会の実現に向けて、外国人材が活躍している企業を表彰する制度を創立した。
群馬県では、今年の4月に施行した「群馬県多文化共生・共創推進条例」に掲げる多文化共生・共創社会の実現に向けて、県内企業の外国人材受入環境作りを促進するとともに、外国人材に群馬県を「働く場」として選んでもらうため、『群馬県多文化共創カンパニー認証制度』を創設する。この制度の創設に伴い、この制度での認証を希望する企業の募集が開始された。
『群馬県多文化共創カンパニー認証制度』では、外国人材を雇用し、ともに活力を創り出すための特に優れた取組を行う事業者を認証するとともに、認証された事例については、外国人材の活躍する様子や事業者の支援の状況等を紹介するWebコンテンツを県で作成し、tsulunosやSNS等により国内外へ広く情報発信するものとなる。対象事業者は、群馬県内に本社又は事業所があり、外国人材を雇用する企業、法人、団体、個人事業主となる。募集期間は、6月4日から7月30日となる。なお、この制度には、外国人が経営する会社でも、日本人を雇用している場合は申請できる。
認証する観点は、「外国人材が企業の新たな価値創造に貢献できる業務を担っている」「外国人材の能力開発の機会を積極的に設けている」「外国人材が日本人に交じり、企業の役職に就いて活躍している」「その他外国人材の活躍につながる支援を行っている」などにより評価して認証される。
この認証を受けた企業は、県でWebコンテンツ(記事や映像)を作成し、国内外へ積極的にPRを行い、認証書を授与する。県としては、このことにより認証事業者のイメージアップとなるとともに、優れた外国人材確保を支援する。
山本一太群馬県知事は、6月3日の定例記者会見の際に「県では、外国人との共生・共創社会の実現に向けて、群馬県多文化共生・共創推進条例というものを、本年の4月に施行しました。この条例の特徴の一つは、日本人と外国人が協力し、新たな価値を作り出す、地域に活力をもたらす、多文化共創という概念を明確にしたというだと思います。今回は、多文化共創を推進していくため、新たな認証制度を設けることとしました。この認証制度では、外国人材を雇用し、仲間として迎え入れ、共に活力を作り出す、特に優れた取り組みを行う、県内企業、法人、団体を認証したいと思います。認証された事例については、外国人材の活躍する様子、事業者の支援の取り組みなどを紹介するWEBコンテンツを作成し、国内外に広く発信させていただきたいと思います。こうした情報発信を通じて、県内企業における外国人材が働きやすい環境づくりを促進するとともに、外国人材に群馬県を働く場として選んでもらえることを目指して、取り組んでまいります。これは、他県にはない、群馬県独自の試みなので、注目してもらいたいと思います」との旨を述べていた。
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