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日本の観光庁が実施した宿泊旅行統計調査では、令和2年12月の延べ宿泊者数は2,786万人の前年同月比-40.9%であり、外国人延べ宿泊者数は50万人の前年同月比-94.5%であり、中国、ベトナム、アメリカ、フィリピン、インドネシアの順に多かったことを発表した。
観光庁では、宿泊旅行統計調査を毎月実施している。この調査施設は、全国のホテル、旅館、簡易宿所、会社・団体の宿泊所などの全宿泊施設の58,990施設となる。
観光庁の調査結果によると、令和2年12月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が中国、2位がベトナム、3位がアメリカ、4位がフィリピン、5位がインドネシアとなった。この上位5ヵ国・地域で全体の59.8%を占めていた。6位以降は、韓国・台湾・タイ・インド・香港・イギリス・フランス・ドイツ・シンガポールの順となる。前年同月比では、ベトナムのみが20%増加しており、それ以外の国籍(出身地)では、9割前後減少している。
なお、客室稼働率に関しては、令和2年12月の客室稼働率は全体で37.7%であり、令和3年1月は全体で23.7%となっていた。