北海道は地域住民の異なる習慣・文化の外国人受入を支援、住民も考えようと

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北海道は、中標津町で外国人留学生向けの日本語学校開設が予定されていることを念頭に、地域住民が生活習慣や文化の異なる外国人を受け入れる環境向上を図り、摩擦なく過ごせる環境整備を行うため、外国人との多文化共生ワークショップ「一緒に考えよう!多文化共生セミナー」を11月28日に開催する。

北海道によると、根室管内の外国人在住者数は年々増加しており、ベトナム、フィリピン、中国などから技能実習生など様々な立場で950名の外国人が住んでいるとしている。また、2021年4月には中標津町で外国人留学生のための日本語学校の開設が予定されており、今後ますます外国人が身近になるとしている。そのため北海道根室振興局地域政策課では、地域住民が生活習慣や文化の異なる人とともに地域で暮していくために、令和2年度外国人地域サポート促進事業として、地域住民のできることを一緒に考える、地域住民と外国人との多文化共生ワークショップ「一緒に考えよう!多文化共生セミナー」を開催することを決定した。

予定しているプログラムでは、第1部「多文化共生~私たちができること~」として、学校法人岩谷学園本部の本部長から、外国人住民と共存するために自治体や住民にできることや期待される役割について先進事例の紹介などが発表される。第2部「『やさしい日本語』研修~外国人の方々とのコミュニケーションツール~」として、外国人の方々とのコミュニケーションツールとして活用できる「やさしい日本語」について、その効果を認識し、今後の実践に役立ててもらうため、防災、日常会話・交流、観光、医療などの分野ごとのやさしい日本語研修を実施する。その後に、「意見交換会」として、地域の現状などを把握するため意見交換会が関係者のみで実施される。

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