外国人材の職場・地域の定着支援、厚労省と北海道・福井県等が連携

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厚生労働省と北海道、群馬県、福井県、岐阜県、鹿児島県の5つの地域が連携し、外国人材が円滑に職場・地域に定着できるよう協調して施策を実施する「地域外国人材受入れ・定着モデル事業」が実施される。

この事業『地域外国人材受入れ・定着モデル事業』では、人手不足に対応した外国人材の受入れについては、「受け入れた外国人材が都市部等に集中するのではないか」「中小企業においては受入れや雇用管理に関する知識・ノウハウ等が十分ではない」、といった指摘もあり、外国人材の職場や地域への定着を図るための事例を蓄積し普及していくものである。また、受入れ・定着に積極的な都道府県をモデル地域として選定、当該モデル地域と都道府県労働局が連携し、地域の特性を活かしつつ、「働きやすい職場」、「住みやすい地域」を作ることで、外国人材が円滑に職場・地域に定着できるよう協調して施策を実施するものでもある。これらの定着実績や効果的な支援内容などの2年間の事業成果を報告書にまとめ、他の地方公共団体などに周知するものでもある。

厚生労働省は、「地域外国人材受入れ・定着モデル事業」における、外国人材の受入れ・定着に積極的な都道府県を公募し、有識者などからなる事業評価委員会が選定した結果、北海道、群馬県、福井県、岐阜県、鹿児島県の5つがモデル地域として選ばれている。

なお、委託事業者はパーソルキャリア株式会社となり、令和2年度予算額は約4.2億円となる。

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