多文化共生で公用文を「やさしい日本語」に、静岡で行政職員の研修会

スポンサーリンク




このページの所要時間: 15

静岡県は、行政職員のための「やさしい日本語」研修会を開催する。

静岡県では、「言葉の壁のない静岡県」を実現するため、県や市町職員が「やさしい日本語」を使用して、外国人県民などとのコミュニケーションを円滑にし、行政情報を発信できるよう、「やさしい日本語」研修会を開催することを決定した。

この研修会は、中遠会場と静岡会場でそれぞれ実施される。中遠会場では、第1回目は8月26日、第2回目は9月16日に、両日とも中遠総合庁舎で開催される。静岡会場では、第1回目は9月3日に静岡県総合社会福祉会館で、第2回目は9月18日に県庁別館で開催される。

予定している研修内容は、第1回基礎編では『なぜ公用文は難解なのか?』『わかりやすい公用文の作成とは』、第2回実践編では『公用文を「やさしい日本語」にしてみよう!』『「やさしい日本語」を使って話してみよう!』となる。講師は聖心女子大学の教授が務める。この教授は、大学卒業後に日本語教師として青年海外協力隊に参加し、帰国後に大阪大学言語文化研究科博士課程を修了しており、全国の自治体において職員向けの「やさしい日本語」研修を実施し、現在法務省にて策定をすすめている「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」の有識者会議委員を努めている。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース