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日本の厚生労働省は、第109回看護師国家試験において、経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア・フィリピン・ベトナムの外国人看護師候補者の413人が試験を受けて、そのうち46人が合格したことを発表した。
日本政府では、経済連携協定(EPA)に基づいて、インドネシア・フィリピン・ベトナムから外国人看護師候補者の受け入れの取り組みを実施していた。この外国人看護師候補者の受入れは、看護・介護分野の労働力不足への対応として行うものではなく、相手国からの強い要望に基づき交渉した結果として、経済活動の連携の強化の観点から実施するものとされている。この協定により来日している外国人看護師候補者たちは、日本の施設で業務に従事しつつ、国家試験合格に向けた勉学を実施している。
今回実施された第109回看護師国家試験では、EPA候補者で受験した人は合計で413人となり、合格者は46人となった。合格者の内訳は、インドネシアが4人、フィリピンが15人、ベトナムが18人、その他が9人となった。