海保はインドと海上保安機関間の連携を強化、日印連携訓練等

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画像提供:海上保安庁
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日本の海上保安庁は、インド太平洋地域の海上保安機関間の連携強化のために「日印海上保安機関長官級会合」と「日印連携訓練」を1月14日から16日にかけて実施したことを発表した。

「日印海上保安機関長官級会合」は、1月14日にデリーのインド沿岸警備隊本庁内で開催された。この会合には、奥島高弘海上保安庁長官やクリシュナスワミィ・ナタラジャン沿岸警備隊長官などが参加した。この会談では、乗船交流や潜水士の養成などの昨年実施した人的交流を評価し、両機関の更なる連携・協力の重要性を双方確認した。また、自然災害対応、海上における油等の流出時の対応におけるベストプラクティスの共有や情報交換を行うことで合意し、世界海上保安機関長官級会合やアジア海上保安機関長官級会合などの多国間の枠組みを通じた両機関の連携・協力の強化にも合意した。

「日印連携訓練」は、1月16日にインドのチェンナイ沖で実施された。参加した勢力は、日本の海上保安庁の巡視船えちごと、インド沿岸警備隊巡視船5隻と航空機3機となる。この訓練では、海賊対処にかかる情報伝達訓練から追跡捕捉、停船移乗訓練等の一連の流れを実施し、航空機を使用した溺者救助訓練及び消火訓練も実施した。

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