静岡県は外国人生徒を対象に日本語学習講座・キャリア構築を支援

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静岡県は、外国人生徒を対象とした日本語学習講座・キャリア支援として、「外国人生徒みらいサポート」事業を11月26日に県立新居高等学校の視聴覚室で実施することを発表した。

静岡県の教育委員会では、多文化共生への取り組みを積極的に進めている。この取り組みの一つとして、近年増加している日本語能力に課題のある外国人生徒などを対象として、企業などが採用時に求める日本語能力の習得を目的とした日本語学習講座を実施し、将来の進路に希望を持って学習に取り組む生徒を育成するため、キャリアコンサルティング技能士及び日本語コーディネーターを支援対象校に巡回配置し、生徒個々の状況を踏まえた個別支援プランを作成して支援する「外国人生徒みらいサポート」事業を、今年度から新たに実施している。

今年度の事業では、県立高等学校14校の日本語指導が必要な外国人生徒を対象としており、今回は県立新居高等学校において、日本語教師による日本語学習講座が開催されることとなった。学習内容は『いろいろな助詞』『助詞のルール』『昔話に助詞をつけて読んでみる』となる。支援対象となる生徒は、ブラジル国籍生徒4人とペルー国籍生徒2人の合計6人となる。

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