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日本の防衛省・自衛隊は、スリランカ空軍に対する能力構築支援として、空自救難部隊における捜索救難の研修を10月15日から17日にかけて開催したことを発表した。
防衛省・自衛隊は、日本が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する取り組み「能力構築支援」を実施している。この「能力構築支援」をはじめとして、より実践的かつ多様な手段を組み合わせることにより、インドネシア・ウズベキスタン・カザフスタン・カンボジア・スリランカ・タイ・パプアニューギニア・東ティモール・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・モンゴル・ラオス・ASEANなどとの間において、防衛協力・交流の一層の強化・深化を図っている。
今回はスリランカとの間における「能力構築支援」が実施されることとなった。研修が実施された場所は航空自衛隊那覇救難隊となり、支援対象はスリランカ空軍の6名となる。今回の支援では、招へいされた者は那覇航空救難隊の運用するU-125AおよびUH-60Jに搭乗し、洋上における捜索目標の捜索、発見、救難などの一連の訓練を行った。