9月の東南アジアからの訪日外客数は軒並み過去最高、韓国は減少

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独立行政法人の国際観光振興機構(JNTO)は、2019年9月の訪日外客数は、前年同月比から5.2%増の227万3千人となり、韓国市場からの人数は減少しているものの、東南アジアからの人数は軒並み過去最高を記録したことを発表した。

タイに関しては、前年同月比14.1%増の62,100人となり、9月としては過去最高を記録した。過去最高となった要因は、バンコク-福岡線の新規就航等に加えて、旅行博への出展、メディア招請等の訪日旅行プロモーション、などが挙げられている。

シンガポールに関しては、前年同月比24.5%増の29,100人となり、9月として過去最高を記録した。過去最高となった要因は、学校休暇に伴う訪日需要に加えて、前年春頃に比べ増便や機材の大型化による航空座席供給量の増加、などが挙げられている。

マレーシアに関しては、前年同月比8.0%増の28,800人となり、9月として過去最高を記録した。過去最高となった要因は、三連休が三回あり海外旅行需要が高まったこと、などが挙げられている。

インドネシアに関しては、前年同月比2.3%増の25,000人となり、9月として過去最高を記録した。過去最高となった要因は、例年より1か月早く始まった旅行博シーズンでの訪日旅行商品の販売、などが挙げられている。

フィリピンに関しては、前年同月比52.5%増の37,800人となり、9月として過去最高を記録した。過去最高となった要因は、昨年12月のマニラ-新千歳線、2月のマニラ-羽田線、7月のマニラ-関西線、8月のクラーク-成田線の新規就航などによる航空座席供給量の増加、旅行博への出展、などが挙げられている。

ベトナムに関しては、前年同月比30.9%増の38,300人となり、9月として過去最高を記録した。要因は、旅行会社と連携したキャンペーンによる訪日旅行商品の販売促進、訪日セミナー・商談会の実施やイベント出展等の訪日プロモーションの効果、新規就航、などが挙げられている。

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