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日本の環境省は、「第16回ASEAN+3環境大臣会合」と「日ASEAN環境閣僚対話」がカンボジアのシェムリアップで10月9日に開催されたことを発表した。
「日ASEAN環境閣僚対話」は、佐藤ゆかり環境副大臣とカンボジアのサイ・サムオル環境大臣が共同議長を務めて実施された。ASEAN各国からは、日本が提案する「日ASEAN環境協力イニシアティブ」への支持が改めて寄せられた。また、日本のサポートにより実施されている気候変動・生物多様性などの個別の協力事業に対する感謝の意が示された。日本からは「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクション・イニシアティブ」に基づく取組の成果として、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)を事務局とする海洋プラスチックごみナレッジセンターの立ち上げを表明した。
「ASEAN+3環境大臣会合」では、日本・中国・韓国からそれぞれステートメントが行われた。日本からは佐藤副大臣が、今までの日ASEAN環境協力の成果に言及し、「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の支持を呼びかけるとともに、「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクション・イニシアティブ」の取組として海洋プラスチックナレッジセンターの立ち上げを表明した。その後は、日本・中国・韓国からそれぞれの国とASEAN諸国との協力に関する報告が行われた。