外務省等はイスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」でテロ警戒を呼掛け

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日本の外務省と在タイ日本大使館などは、イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン(チェヘラム)」が10月19日頃に行われることにともない、テロへの警戒を行うよう呼び掛けた。

イスラム教シーア派の宗教行事の一つに「アルバイーン」という行事がある。この行事は、預言者ムハンマドの孫フサインが殺害されたとされる命日から40日目に実施される喪明けの儀式であり、シーア派にとっては重要な宗教行事のひとつとなる。シーア派イスラム教徒は、この「アルバイーン」に際してモスクなどに集まってフサインの「殉教」を追悼する。

外務省の発表によると、現在では「アルバイーン」に際してテロの実行を呼びかける声明などは確認されていないが、これらの期間とその前後に海外に渡航・滞在される人は、大規模行事はテロなどの標的となりやすいために留意するように呼び掛けている。また、外務省が発出する海外安全情報と報道などにより、最新の治安情勢や渡航・滞在先の最新の関連情報の入手に努めるとともに、改めて危機管理意識を持つよう呼び掛けてもいる。

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