海上保安庁は東南アジア・アフリカの海上犯罪対処能力向上を支援

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画像提供:海上保安庁(2017年の研修の様子)
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日本の海上保安庁は、東南アジア・アフリカ諸国における海賊対策等の海上犯罪対処能力の向上を図るため、9月23日から10月4日の日程で、各国海上保安機関の現場指揮官クラスを対象とした研修「国際上級阻止・立入検査コース(IAIBIC2019)」を実施することを発表した。

この研修は、海上保安庁とマレーシア海上法令執行庁と独立行政法人国際協力機構(JICA)の共催により、MMEA 研修訓練センター(AMSAS)で実施されるものである。参加する国は、アジア地域からはインドネシア・マレーシア・カンボジア・ミャンマー・フィリピン・タイ・ベトナムが、アフリカ地域からはコートジボワール・ジブチ・ガーナ・ケニア・セーシェルの合計12か国の合計24名程度が参加する予定である。

主な研修カリキュラムは、『海賊対策に関する講義』『立入検査手法に関する講義・実技』『制圧訓練』となる。この研修では、「MMEA 講師による立入検査手法及び制圧訓練の指導」「海上保安庁講師による海賊対策に関する講義」「海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)による立入検査手法に関する講義や指導、MMEA 講師に対する指導能力向上のための支援」を実施する。開講式は9月23日にマレーシア・クアンタン・AMSASで、閉講式は10月3日にマレーシア・クアンタン・ゼニスホテルで、それぞれ開催される。

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