静岡県は在留外国人に有効なやさしい日本語の普及へ

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静岡県は、多くの在留外国人にも有効な『やさしい日本語』のより一層の普及を図るため、県・市町職員等を対象とした「やさしい日本語」研修会を3月19日に開催することを発表した。

静岡県の発表によると、静岡県内には120を超える国・地域から来た約9万人もの外国人が暮らしている。今年の4月からは、外国人材受け入れ拡大が行われることにより更なる在留外国人の増加が見込まれている。これらの様々な国籍の外国の人に情報を伝えるためには、母国語への翻訳が最適な手段であるが、全ての言語に翻訳することには限界がある。そのため静岡県は、普段使われている言葉を外国人にも分かりやすいように配慮した簡単な日本語『やさしい日本語』の普及を図ることを決定した。

この『やさしい日本語』の普及を図る取り組みの一つとして、「やさしい日本語」研修会が開催される。この研修会は、県・市町職員と国際交流協会職員を対象としている。講師は聖心女子大学の准教授が務め、講座『「やさしい日本語」とは、「やさしい日本語」の必要性、「やさしい日本語」の作り方など』、演習『「やさしい日本語」による公文書の作成』が実施される予定である。

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