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静岡県は、インドネシア・フィリピン・ブラジルの外国人コミュニティを対象とした防災出前講座を開催する事を発表した。
静岡県では、災害時多言語支援センターの整備を核とした災害時外国人県民支援体制整備事業に取り組んでいる。この取り組みの一つとして、静岡県の多文化共生課では、外国人県民の自助力と共助力の向上を図るため、県の各地域局と連携して、東部、中部、西部地域において外国人コミュニティの母語により防災講座を実施する事を決定した。
インドネシアのコミュニティに向けては2月24日にふしみやビル9階、ブラジルのコミュニティに向けては3月8日に菊川市文化会館アエル小ホール、フィリピンのコミュニティに向けては3月23日にプラサヴェルデ、でそれぞれ実施される。内容は「地震について」「地震が起きたらどうしたらよいか」「地震が来る前に準備をすること」として講義が行われ、グループワークやゲームをしながら備蓄品や避難方法の確認等も行われる。講師は、東部・中部・西部地域局職員が勤め、日本語での説明の後に各コミュニティの母語で逐次通訳される。