フィジーの防災・減災能力強化のため救命ボート等を供与

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画像提供:外務省(今年の8月に堀井巌外務大臣政務官がフィジー訪問した際の様子)
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日本の外務省は、フィジーの防災・減災能力を強化するために救命ボート等の海上保安関連機材を供与する無償資金協力を実施する事を発表した。

南太平洋に位置するフィジーは、多数の島々から構成されるとともに国土が広大な地域に散在しているため、地震による津波被害やサイクロンに伴う洪水や土砂災害等の自然災害を受けやすい環境にある。そのため日本政府は、防災・減災能力を強化するための支援を実施する事を決定した。

今回の支援は、無償資金協力「経済社会開発計画」として、供与額3億円として実施される。支援に関する書簡の交換は、フィジー共和国の首都スバで日本の駐フィジー特命全権大使とヨゲシュ・カラン首相府次官との間で実施された。

今回の支援計画では、海域の海洋保全と救命・捜索業務等を担っているフィジー警察に対して、防災・減災のために救命ボート等の海上保安関連機材を供与するものである。この支援が実施される事により、警察の機能の向上を図るとともにフィジーの持続的な経済発展に寄与することが期待される。

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