静岡県は大規模災害発生時に外国人へ情報提供を行うセンター設置へ

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画像:静岡県のHPより
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静岡県は、静岡県内で大規模災害が発生もしくは発生するおそれがある場合に、外国人への情報提供を円滑に行う事などを目的として、公益財団法人の静岡県国際交流協会と静岡県災害時多言語支援センターを設置する協定を締結した。

今回のセンターの設置目的は「静岡県内で大規模災害が発生し又は発生するおそれがある場合に、外国人県民への支援を円滑に行う」となっている。設置基準は「県災害対策本部等が設置されたとき又は県と公益財団法人の静岡県国際交流協会が必要と認めた場合」となる。設置主体は静岡県となり、運営主体は静岡県と静岡県国際交流協会となり、設置場所は静岡県庁内か県が指定する場所とある。このセンターの業務は、『多言語による災害関連情報の提供』『市町が行う被災外国人住民の対応に必要な翻訳及び通訳支援』『外国人県民からの災害に関する相談、問合せへの対応』となる。

今回の協定締結に関連し、「静岡県災害時多言語支援センター説明会」と「災害時外国人支援活動セミナー」が11月12日に静岡県教育会館で開催される。対象者は、県・市町の行政職員と国際交流協会職員となる。「静岡県災害時多言語支援センター説明会」では、センターの業務内容や市町におけるセンター活用方法等が説明される。「災害時外国人支援活動セミナー」では、講演「災害時の外国人支援と市町・国際交流協会の役割」と意見交換・情報共有が実施される予定である。

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