東南アジア青年の船事業参加のASEAN青年が安倍総理に表敬

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画像提供:内閣府
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「東南アジア青年の船」事業に参加しているASEAN等の青年たちは、10月31日に安倍総理への表敬訪問を行った。

「東南アジア青年の船」は、内閣府の青年国際交流担当室が実施している、日本とアセアン加盟国との間における交流事業である。この事業は、日本と東南アジア10か国の青年が東南アジア青年の船に乗船し、生活を共にする中で、各国事情の紹介や討論を行うとともに、船内及び訪問国において各種交流活動を行うことにより、相互の友好と理解を促進し、青年による青少年健全育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的としているものである。

総理大臣官邸で表敬を受けた安倍総理は、青年たちと個別に握手をした。その後に、参加青年を代表して、ラオスのユースリーダから「この度は、総理大臣表敬の機会を頂戴し、大変光栄に存じます。日本政府およびにアセアン加盟国政府の皆さまからの暖かい歓迎とおもてなし、また日本到着以来実施されている、素晴らしい国別プログラムにご尽力くださり、心より感謝を申し上げます。日本到着から一週間ほどたちましたが、素晴らしく豊かな経験をさせて頂いています。国内活動を通じ、日本の新たな側面に気づき、忘れがたい思い出と一生の友を得る事が出来ました。また、ホストファミリーと過ごす時間は、視野を広げ、異文化交流を育くみ、日本各地の美しい風景を目にする機会にも恵まれ、私たちは日本文化を深く理解するようになっています。本プログラムは、その究極の目標をしっかりと果たしており、その成功は参加青年を見て頂ければ、疑う余地はありません。私たちはリーダーシップを磨き、多様な文化や伝統の幅広い知識を身に着け、青年の国際協力を強化し、参加青年同士、そしてASEAN諸国と日本の相互理解を深めて参りました。プログラムを通じ、私たちは新たな友情をはぐくみ、得難い経験や素晴らしい思い出を作っていくと強く信じています。そして、プログラムの一瞬一瞬は、生涯を通じて私たちの心に残るでしょう。たとえ、時が流れ、その思い出が過去となっても、友情は永遠です。改めまして、全参加青年を代表し、日本国政府そしてアセアン諸国の寛大な支援に、深く深く御礼を申し上げます。そして、私たちは船内プログラム活動に積極的に貢献し、本プログラムの最終目標を達成することを、ここに心から誓います。安倍総理大臣、関係者の皆様、ナショナルリーダー、そして全参加青年のご健勝、ご多幸、そして、ますますのご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。」との旨の挨拶が行われた。

挨拶を受けた安倍総理は「第45回東南アジア青年の船事業に参加される各国代表の皆さん、日本へようこそいらっしゃいました。心から歓迎いたします。私は、総理就任以来、皆さんの国10か国全て訪問させていただきました。昨年に設立50周年を迎えたアセアンが、我が国と基本的価値を共有するパートナーとして、地域の安定と繁栄を主導していくことを期待しています。東南アジア青年の船は、人を大切にする協力の一つです。これまで1万2千人を超える青年が参加し、その経験を礎に、現在、各分野で大いに活躍されています。この船で培った友情を大切にしていただき、今後もこのネットワークをいかしながら、大いに活躍していただくことを期待しています。」との旨を述べた。

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