ASEANは日本のエネルギー分野の支援を歓迎

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画像提供:経済産業省
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日本の経済産業省の外局である資源エネルギー庁は、シンガポールで10月29日に開催された「ASEAN+3エネルギー大臣会合」と「東アジアサミット(EAS)」に参加した事を発表した。

「ASEAN+3エネルギー大臣会合」には、ASEAN10ヶ国と日本・中国・韓国のエネルギー担当閣僚等が参加し、日本からは石川昭政経済産業大臣政務官が参加した。「EASエネルギー大臣会合」では、この13か国に加えてオーストラリア・ニュージーランド・ロシア・米国が参加した。

これらの会合では「アジアにおけるLNG市場を構築する共通認識の醸成と取組み」として、天然ガスが地域のエネルギーセキュリティ確保と低炭素への転換のために重要な役割を果たすとの認識とLNGの利用促進と市場拡大に向けたインフラ開発に対する強いコミットメントが支持された。また、また、日本のLNGバリューチェーンに関する人材育成協力や投資促進に向けた支援が各大臣より歓迎された。「水素社会実現と運輸部門の脱炭素化へ向けた新たな取組みの提案」として、日本より提案した水素社会と運輸部門における脱炭素化実現に向けた調査、開発や展開に関する協力の取組みが各大臣より歓迎された。

今回の大臣会合が開催された機会をいかして、シンガポールのコー・ポークン貿易産業担当上級国務大臣と、マレーシアのヨー・ビー・インエネルギー・エネルギー・科学・技術・環境・気候変動大臣と個別に会談を実施した。両国との会談では、電力・天然ガス・新・再生可能エネルギー、省エネルギー分野での協力や連携の確認を行った。

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