フィリピン・シンガポールと鉄道・治水・道路分野で協力深化

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画像提供:国土交通省
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日本の国土交通省は、石井国土交通大臣がフィリピンとシンガポールに4月29日から5月1日の日程で訪問し、鉄道・治水・道路分野等のトップセールスを実施した事を発表した。

フィリピンでは、ツガデ運輸大臣と会談を実施した。この会談では、日本とフィリピン両国の象徴的な協力案件であるマニラ首都圏地下鉄や南北通勤鉄道整備事業等の鉄道分野を中心とした交通分野のプロジェクトについて意見交換を実施した。ビリヤール公共事業道路大臣とも会談を実施し、マニラ環状3号線道路建設事業等の道路事業やパラニャーケ地下放水路事業等の治水事業に関する日本の技術・知見の活用について意見交換を実施した。

「パッシグ・マリキナ河川改修事業(フェーズ3)竣工式」にも参加した。石井大臣は来賓挨拶で、このプロジェクトはマニラ首都圏の洪水被害の軽減および安定的な経済発展に繋がる事を強調し、引き続き日本は自然災害に対するフィリピンの強靱性の強化に協力していく考えである旨を述べた。フィリピンの大臣からは、日本の支援に感謝の意を表しつつ、同事業フェーズ4への日本からの支援に期待を示した。

シンガポールでは、コーインフラ統括兼運輸大臣と会談を実施した。この会談では、現在入札公示が実施されているシンガポールとクアラルンプールを結ぶ高速鉄道プロジェクトを中心として、港湾・航空分野等における協力に関して幅広く意見交換を実施した。

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