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環境省は、アジア開発銀行(ADB)と「第4回環境省•アジア開発銀行環境政策対話」を3月15日から16日にかけて開催した事を発表した。
環境省とアジア開発銀行は、2014年6月に環境協力に関する覚書を締結した事に伴い、「環境省•アジア開発銀行環境政策対話」を毎年実施している。今回は第4回となる会合が開催される事となり、フィリピンのマニラ市にあるアジア開発銀行において開催された。
環境省からは高橋地球環境審議官など、アジア開発銀行からはスサントノ副総裁などが出席した。会合では、環境省から気候変動の緩和及び適応に関する最近の進捗状や環境インフラ海外展開基本戦略に基づく取組や南アジアにおける廃棄物分野の課題等の具体的な成果の事例等が紹介された。ADBからは、JCM日本基金のプロジェクトの進捗状況や今後の活動方針、気候変動の適応に関する実施方針、南アジアでの廃棄物管理プロジェクト等の取組が紹介された。両者は、これらの分野における情報などの共有を行い、今後の更なる協力を行う事を確認した。