アセアンと航路の維持管理ガイドラインの作成へ、技術者会合

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画像提供:国土交通省
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日本とアセアン間における港湾技術共同研究の取り組みの一つである「第15回日ASEAN港湾技術者会合」が3月1日に開催された。

日本政府では、日本とアセアン間において「ASEAN 諸国の持続的発展の促進・支援」「ASEAN 地域の連携強化」「ASEAN 諸国・地域と日本との問題意識の共有、政策協調及び連携強化」を目指すものとして、『日ASEAN 交通連携』の枠組みを創設している。この枠組みの一つの活動として、技術共同研究を通じてASEANと日本に共通する技術的課題の解決を図るものとして「日ASEAN港湾技術者会合」を2004年から毎年開催しており、今年も開催される事となった。

「第15回日ASEAN港湾技術者会合」は3月1日に開催された。参加者は、タイ・ブルネイ・カンボジア・ラオス・マレーシア・シンガポール・ベトナム・日本の各国代表の合計12人と、インドネシア・ベトナム・ミャンマー・日本からの専門家の4人が参加した。議題を「航路の維持管理ガイドラインの策定 について」「航路・泊地の埋没対策に係る研究事例の紹介(九州大学、インドネシア科学技術評価応用庁・海岸水理研究所、ベトナム運輸通信大学、ミャンマー海事大学)」として、研究事例の紹介とガイドラインの作成に向けた意見交換が実施された。『航路の維持管理ガイドライン』の構成に関しては概ね合意し、今後はガイドラインの作成に向けて、各国で航路・泊地の埋没対策に係る情報提供を行っていくことで合意した。

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