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「OECD東南アジア地域プログラム閣僚会合」が3月8日から9日にかけて東京で開催される。
国際機関の経済協力開発機構(OECD)は、東南アジアを戦略的優先地域と位置づけている事から、2014年のOECD閣僚理事会で「OECD東南アジア地域プログラム(SEARP)」を発足させている。このプログラムでは、投資、教育・スキル、規制改革、租税、中小企業、持続可能なインフラ、貿易、イノベーション、ジェンダーの9つを協力分野として、OECD加盟国や東南アジア諸国が最新の知見やベストプラクティスを共有し相互学習する事を目的としている。このSEARPに関連する閣僚会合が新たに東京で開催される事となった。
今回の官僚会合では、アセアンにおける貿易・投資の推進・質の高いインフラ整備等の連結性や、グローバル化・デジタル化された社会における人材育成・ジェンダー・中小企業等の包摂的な参加に関しての議論が行われる予定である。8日に開催される閣僚フォーラムには、日本政府からは河野太郎外務大臣や中根一幸外務副大臣が参加しスピーチを行う予定である。