フィリピンとインドネシアの駐大使から治安情勢の説明

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画像提供:外務省(「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言の様子)
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日本の外務省は、海外に渡航し滞在する日本企業や邦人の安全確保を図るため、「羽田駐フィリピン大使及び石井駐インドネシア大使による任国治安情勢講演会」を2月1日に東京で開催する。

日本政府では、シリアで日本人2人が殺害されるテロ事件が発生した事を受けて、「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言が2015年5月に発表している。この提言などをもととして、日本企業と日本人の安全確保のための幅広い施策を実施しており、安全確保に関連する情報の発信強化も実施していた。

ダッカ襲撃テロ事件(2016年7月)を受けて立ち上げられた点検チームからの提言においても、邦人がテロの被害に遭わないようにするためには国民一人一人の安全対策意識と対応能力の向上と国民への適時適切かつ効果的な情報伝達が重要であるとしていた。そのため、安全確保のための効果的な情報伝達を実施するための活動の一環として、駐フィリピン大使と駐インドネシア大使を招聘した講演会が実施される事となった。

今回の講演会では、フィリピンの羽田大使とインドネシアの石井正文大使が、日本企業向けに各国の最新の治安情勢等について説明を行う。アジア地域を対象とした講演会は昨年度に引き続き2回目となる。

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