福田ドクトリン40周年記念シンポジウムが開催

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画像提供:ASEAN日本政府代表部
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「ASEAN50周年・福田ドクトリン40周年記念シンポジウム」が、ASEAN日本政府代表部・在インドネシア日本大使館及・インドネシア科学院の共催により開催された。

日本政府では、1977年に当時の首相であった福田赳夫氏が日本の東南アジア外交3原則『福田ドクトリン』をフィリピンのマニラで表明していた。この3原則は、『日本は軍事大国にならない』『ASEANと「心と心の触れあう」関係を構築する』『日本とASEANは対等なパートナーである』というものである。日本政府では、現在でもこの方針を変更させる事はなく、アセアン各国との交流を実施している。この福田ドクトリンが発表されてから、今年で40周年を迎える事を祝福して、「ASEAN50周年・福田ドクトリン40周年記念シンポジウム」が開催された。

シンポジウムでは、福田康夫元内閣総理大臣とギナンジャール元大統領諮問会議委員が基調講演を実施し、2つのパネルディスカッションが行われた。

「ASEAN経済共同体への日インドネシアの貢献」として、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)研究員、LIPI経済研究センターシニア研究員、ビナ・ヌサンタラ大学国際関係学部長によるセッションが実施された。

「ASEAN政治安全保障共同体への日インドネシアの貢献」として、元駐日・駐米インドネシア大使、アドリアナ・エリザベス LIPI政治研究センター長、エディ・プラスティヨノ インドネシア大学ASEAN研究センター副センター長によるセッションも実施された。

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