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ベトナムの首都ハノイにおいて、日本に留学した事がある人達が集まり作った「ベトナム元日本留学生協会」の15周年を記念する式典が18日に開催された。
ベトナム元日本留学生協会は、年々会員数が増加しており活動も活発化し、このネットワークはベトナム国内各地のみならずに海外にまで広がっている。現在では1500人以上の会員を抱えており、アセアン元日本留学生評議会(ASOCJA)の活動にも参加している。
開催された式典には、在ベトナム日本大使館から梅田大使の夫妻も参加した。式典の冒頭でベトナム元日本留学生協会の会長から、両政府の外交においては元留学生の存在が重要であり、この協会では両国の若者の交流会などを開催し両政府の関係強化に貢献してきたとの旨が述べられた。
梅田大使からは、この協会などの元留学生による近年の日越関係の飛躍的な進展への貢献に対して感謝の言葉を述べるとともに、留学生が関係する犯罪などの問題が発生している事にも触れて、これらの問題を解決するための協力を依頼した。来年には日本の天皇陛下がベトナムに訪問する予定などがあるため、来年は更に重要な年になるであろうとの旨も述べた。