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佐川急便グループの純粋持株会社であるSGホールディングス・グローバルは、ベトナム現地法人であるSG佐川ベトナムが顧客からの要望に応える形で、ベトナムのドンナイ省において大型物流施設を起工したことを発表した。
ベトナムでは経済成長が著しく、東南アジアの生産拠点およびに消費市場としても日系企業・外資企業の双方から注目を浴びている。また、ベトナムではアセアン経済共同体(AEC)と環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の双方に参加していることから、今後も国内の流通が活発化するとみられている。
そのためSG佐川ベトナムでは、南北高速道路へのアクセスが便利であり、主要港であるカットライ港やカイメップ港、また2025年開港予定の新国際ハブ空港「ロンタン新国際空港」に近傍しているドンナイ省・ニョンチャックⅢ工業団地において、マルチテナント型大型物流施設「SG佐川ベトナム・ディストリビューション・センター(SGVDC)」を設立することとなった。
この施設の竣工は2016年10月上旬を予定しており、営業開始は11月頃となる見込みである。この施設では、温度帯施設を設置することにより、生鮮品や医療品のロジスティクス事業を可能とし、さらには保税倉庫区を併設することにより、幅広い顧客の要望に対応することが可能となる。