このページの所要時間: 約 0分56秒
外務省は、日本とベトナム間における安全保障や防衛分野における協力方法などについては話し合う「第6回日本・ベトナム戦略的パートナーシップ対話」を12月4日に開催することを発表した。
この対話は第一回目が2010年にベトナムのハノイで開催されて以来、1年に一回のペースで開催国を変えながら定期的に実施されている。今までの会合では、安全保障政策・地域情勢・多国間協力・災害救援・EAS・PKO・軍縮などの幅広い観点からの意見交換を実施してきた。
第6回目の今回は東京で開催されることとなった。今回の対話では、両国の安全保障政策・防衛分野における協力・地域情勢などについて包括的に議論する予定であるが、ベトナムと中国が南シナ海の領有権問題で争っているため、この問題に対してはどの様な議論が行われるか注目を浴びている。日本政府側からは、外務審議官・防衛省防衛政策局次長に加えて、外務省や防衛省などの関係者が参加する。ベトナム政府側からは外務次官および国防省対外関係局次長(上級大佐)にくわえて外務省や国防省などの関係者が出席する。