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国土交通省及び自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)は、アジア各国がWP.29での基準策定に参画・連携することを目指して、14回アジア地域官民フォーラムを11月28日から30日にベトナムのハロンにて開催したことを発表した。
国連自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)は、自動車安全・環境基準の国際調和と認証の相互承認を多国間で審議する唯一の場であり、日本も積極的に参画している。今回は、14回目となるアジア地域官民フォーラムが開催されることとなった。
今回のフォーラムの主催は、国土交通省、JASIC、ベトナム社会主義共和国運輸省となる。参加した国・地域は、アジア・大洋州諸国13カ国などの政府・自動車業界の合計約190名となる。
主な議事は、『WP.29の概要及びWP.29における国際基準の策定・改正の動向報告【日本、中国、韓国、インド】』『ASEAN APMRA(ASEAN域内における自動車の試験結果の相互認証)の動向報告【ASEAN事務局】』『各国における自動車による交通事故・環境問題の現状及び安全・環境性能に優れた自動車の普及促進に向けた取組報告【日本、カンボジア、中国、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、フィリピン、パキスタン、タイ、ベトナム】』『国際基準調和活動への参画や体制、国内導入に関する取組み等【日本、中国、韓国、マレーシア、ラオス】』となる。