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日本政府は、日ASEAN相互協力によるスマートシティ支援策としてベトナム・ダナンでのデジタル地図開発等の案件形成調査を実施しており、この調査に関するキックオフ会議を開催した。
日本政府では、2020年12月に開催された第2回日ASEANスマートシティ・ネットワーク(ASCN)ハイレベル会合において、日本側より新たに「日ASEAN相互協力による海外スマートシティ支援策(Smart JAMP)」を提案し、その一環としてASEAN各都市を対象としたスマートシティの具体的案件形成調査を実施していた。
現在では、「Smart JAMP(ベトナム国・ダナンにおけるスマートシティ実現に向けた都市計画・マネジメントのためのデジタル地図開発等)に関する調査」を実施しており、ベトナム・ダナン市との間でキックオフ・ミーティングが1月19日に開催されることとなった。
ダナン市とのキックオフ・ミーティングに出席した者は、日本側からは国土交通省の参事官、JICA、横浜市、調査団(日本工営・パスコ・アルメックVPI)などとなった。ベトナム側からはダナン市外務局・情報通信局・交通局・ダナンハイテクパーク管理委員会などとなった。
開催されたミーティングでは、調査団から調査方法・方針等の説明の後、調査内容についての意見交換を行った。その後、国土交通省の参事官とダナン市外務局ハィン副局長、情報通信局タック副局長、交通局チュン副局長、ダナン市工業団地・ハイテクパーク管理委員会ソン委員長で確認書面に署名を行い、ダナンにおけるSmart JAMPの調査状況を共有した。