日本はコロナ禍でも更なるベトナム人労働者の受入、直近4か月で約1.8万人

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ベトナム政府は、2021年1月から4月にかけて、4か月間で34,912人の労働者を海外に派遣したことを発表した。

ベトナム政府は、国の成長と発展のために、自国の労働者を主に高所得国と安定した所得国に派遣する計画を立案しており、2020年には合計で78,641人のベトナム人労働者が海外に派遣されており、新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの国が国境を閉鎖する中で、政府目標の60.5%に達していた。

2021年は9万人の労働者を海外に派遣する予定であり、1月から4月の4か月で約35,000人のベトナム人労働者が海外に派遣されたことが明らかになった。この4か月間にベトナム人労働者の数が最も多く派遣された国は、日本18,355人、台湾15,055人、中国415人、韓国289人、ハンガリー204人、ルーマニア202人、シンガポール129人、アラブ首長国連邦43人となり、日本が最も多かった。4月のみの統計では、台湾4,722人、日本177人、韓国154人、中国150人、シンガポール48人となり、合計で5,371人ものベトナム人労働者が派遣されていた。

なお、ベトナム政府は、先日に実施された日・ベトナム首脳電話会談の際に、日本政府にベトナム人研修生の日本での受け入れ拡大を要求しており、日本政府からはこの要求を否定する見解はだされていない状況である。

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