商工中金が大崎機工のベトナム展開を支援

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株式会社商工組合中央金庫(商工中金)は、大崎機工株式会社のベトナム現地法人に対し、既存債務のリストラクチャリングおよび今後の事業拡大に必要な資金300万USドルを融資した。

大崎機工株式会社は、工作機械や工具、自動組立の設計・加工・販売を行う企画製造・卸売業者である。大崎機工では、ニーズをダイレクトにとらえた多彩な商品をラインナップするとともに、2007年にベトナム現地法人を立ち上げ、他の日系商社に先駆けて貿易ライセンスを取得し、多数の日本人技術者を配置し、現地の生産能力と技術力の向上を図ってきた。また2018年以降、ASEAN域内の関税撤廃を受けて、高精度な工作機械やより短納期での需要も増加していた。

商工中金では、大崎機工とベトナム現地法人を一体で事業性評価を行い、グループ間貸借等が資金効率上の課題と共有していた。今回は、ベトナム現地法人に対し、直接貸出を行い、財務のスリム化と現地の旺盛な増産資金需要に対応することとなった。

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