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ベトナム政府は、「第6回日本・ベトナム防衛政策対話」を日本の東京で開催した事を発表した。
ベトナム政府の発表によると、日本とベトナムは両国が相互に関心を持つ国際問題に関しての意見交換を実施した。両国は、国際的な紛争は平和的かつ話合で解決するべきであるとの認識を共有した。
ベトナム側からは、両国は締結した覚書などに基づいて、空軍・海軍の交流、人材訓練、PKO活動などにおける協力を実施しており、また両国は多くの類似点を持ち、相互信頼を有している事から、今後も両国間における防衛協力を強化する事を望んでいると述べられた。日本側からは、ベトナム戦争で残された武器やダイオキシンを除去するためのベトナムの活動を支援する事を表明し、具体的な支援プログラムを実施する方針である事を述べた。
両国は、今後は軍事医療・サイバーセキュリティ・防衛産業・国連平和維持活動・海洋安全保障・捜索救助などの分野での協力を強化しつつ、防衛安全保障メカニズムや多国間フォーラムにおける相互支援を実施していく事で合意した。