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日本の河野太郎外務大臣とベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣は、「日・ベトナム外相会談」を30日に実施した。
ファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣は、国賓として訪日中のチャン・ダイ・クアン・ベトナム社会主義共和国主席に同行しており、この機会をいかして外相会談(ワーキングランチ)が開催された。
会談で河野大臣からは、今回のクアン国家主席の国賓としての来日は、今年の最重要行事の一つであり、国民間の信頼関係を更に力強いものとしたいとの旨が述べられた。また、両国は「自由で開かれたインド太平洋戦略」のもとによる法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、更なる連携と協力を強化してきたい旨が述べられた。ミン副首相からは、今回の訪日を通じて両国間の「広範な戦略的パートナーシップ」を更に発展させていきたい旨が述べられた。
両者は、人的交流・経済協力等の二国間関係や、南シナ海情勢などに関しての意見交換を実施し、明日の首脳会談の結果を踏まえて引き続き緊密に連携していくことで合意した。