ベトナムとインドは海上安全保障協力で合意、中国を念頭に

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画像提供:ベトナム政府
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ベトナム政府は、ファム・ビン・ミン副首相兼外相がインドのプリーティ・サラン(Preeti Saran)外務副大臣と会談を実施した事を発表した。

会談でファム・ビン・ミン副首相は、サラン外務副大臣のベトナム訪問を歓迎するとともに、両国間の関係を強化するための場を設ける事が出来たことを歓迎する旨が述べられた。サラン外務副大臣からは、インドはベトナムと複数の協力プロジェクトを進めており、インドにとってベトナムは、インドのモディ政権下の「アクト・イースト」政策の焦点であるとの旨が述べられた。

経済分野における協力に関しては、2020年までに両国間における貿易取引額を150億ドルまでにする事を促進する活動を強化する事で合意した。この目標を達成させるために、貿易を制限している措置を撤廃させていき、両国の大都市を結ぶ直行便就航も促進させていく事に合意した。

国防分野における協力に関しては、南シナ海で強硬的な開発を進めている中国を念頭に置き、海上安全保障分野における強い協力と、違法な人身売買などを防ぐための協力を進めていく事で合意した。また、インド側がベトナム側の防衛能力を強化する支援を実施していく事で合意した。両国は、国家間における紛争は、平和的かつ国際法に基づいた解決を行っていくべきという認識で合意した。

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