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在ベトナム日本大使館は、日本政府とベトナム政府の協力の元で設立された日越大学に、ベトナムのグエン・スアン・フック首相が訪問し関係者との間で交流を実施した事を発表した。
日越大学は、日本政府とベトナム政府の協力の元でベトナムに質の高い大学の設立を検討するとの旨の共同声明を2010年に発表した事に伴い、昨年の9月に開学された大学である。両国政府は、この大学を通じて交流を深めていく事に合意しており、この活動の一環としてフック首相の訪問が実施される事となった。
フック首相の訪問に伴い意見交換会が開催された。フック首相は冒頭で「日越大学は、設立されたばかりであるが既に大きな成果を上げていることに感激している。日本とベトナムの友好関係と文化交流の更なる発展のために日越大学が一層大きな役割を担うことができるよう、引き続きコミットする。」との旨の挨拶が行われた。
意見交換会には日本政府からは日本ベトナム友好議員連盟特別顧問である武部勤氏やベトナム日本国特命全権大使である梅田邦夫氏等が参加した。武部勤氏からは、今回の訪問に感謝の意を述べるとともに学部開設に向けて今後も協力していく方針である事が述べられた。梅田大使からも、同様の旨の考えが述べられた。