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中国外務省は、中国の李克強首相とタイのプラウィット・ウォンスワン副首相が中国の中南海で会談を12日に実施した事を発表した。
この会談で李克強首相は「中国とタイの関係は深く、重要な隣国のパートナーである。中国は相互にとって有益で実益となる協力を拡大していく方針であり、文化・防衛・法執行・セキュリティの交流を拡大する方針である。中国は、両国の関係を更に発展させるために、ハイレベル交流を強化する準備が出来ている。両国が現在進めているタイと中国を結ぶ鉄道の建設に関しては、両国は共同で建設を進めるための努力を行っていきたい。東アジア地域における包括的な経済協定である東アジア地域包括的経済連携(RCEP)は、早期に締結されるべきであり、関係国は締結のための努力を行うべきである。」との旨を述べた。
プラウィット・ウォンスワン副首相は「タイ政府は相互にとって有益となる開発を積極的に進めていく方針です。タイ側としては、観光・インターネットアクセス・農業・法執行・安全保障などの分野の協力のみならず、鉄道の重要プロジェクトなども更なる協力の元で進めていく方針である。」との旨を述べた。