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在京タイ王国大使館に着任しているシハサック・プアンゲッゲオ大使は、民主党の岡田克也代表へ駐日大使着任後の挨拶・表敬訪問を実施したことを発表した。
この表敬訪問の際に両者は、日本とタイの関係や地域情勢など様々な議題に関して意見交換を行った。また、タイでは首都のバンコク中心部において17日夜に爆破事件が発生しており、この事件に対して岡田代表から爆破事件に対するお見舞いの発言が行われた。
在京タイ大使館からの民主党への訪問は昨年の9月にも行われており、その際には昨年の5月に発生したクーデターにより発生した暫定政権でのタイの政治状況・経済状況について説明がなされ、将来的には完全な民主主義へ移行する予定のため、日本政府はタイの暫定政権を支持をするよう依頼された。当時の民主党代表の海江田氏はタイ大使へ、民主党はアジア・ASEANの国々との関係を政治的、経済的にも強化していきたいと考えており、新しい民主主義国家として多くの国民の支持を得て、一日も早く生まれ変わることを願っていると伝えられていた。